エコドライブのコツ

エコドライブ上達テクニック

VOL.5 『見えないものを見る、神の才能とは?』

ようやくアクセルペダルを踏ませてもらえたエーコさん。今回は、走行中のアクセルづかいを教えていただきました。

なかなかスムーズな発進ができるようになりましたね。

飲み込みは早いんです、わたくし。

はは、そうでしたね。それよりエーコさん、そんなに前の車に近づかないでください。

あ、すみません。でも結構ちゃんと車間距離とってると思いますけど。

教習所では“一定の車間距離”という言い方をしますが、エコドライブに必要なのは、“適度な車間距離”です。

“一定”と“適度”ってどう違うんですか?

前の車の動きに一喜一憂させられない距離が“適度”ですね。“一定”だと、前の車の動きに合わせてアクセルとブレーキを頻繁に使うことになってしまいます。

でも運転ってアクセルもブレーキも使うものじゃないですか。

少々極端な言い方ですが、エコドライブは、アクセルもブレーキも極力使わないようにするものなんです。

無謀だな~、淵上さん。

冗談ではありませんよ。ではまず、アクセルの使い方。制限速度の少し手前でアクセルを少しもどしてください。あとは惰性で制限速度まで上がります。

速度が落ちませんか?

よっぽどの上り坂なら話は別ですが、街中のフラットな道ならパワーがあまっていますから速度は落ちませんよ。逆に制限速度までアクセル踏んでいると制限速度をすぐ超えてしまいます。無駄なアクセルは踏まない、イコール無駄なガソリンは使わないのです。でもエーコさん、さすがにこの速度は遅すぎです。

え~、難しいこと言わないでくださいよ~。

ときどき、ゆっくり走ることをエコドライブと勘違いされる方もいらっしゃいますがそれは間違いです。エンジンには燃費のいいゾーンというのがあるんですよ。車によっても異なりますが、エンジンの回転数でいうと1500rpm~2000rpm程度です。

このくらいか、なるほど、それなりのスピードはでますね。

ええ、ある程度スピードは出したほうがいいですよ。車間距離も今ぐらいの4,5台分くらいでいい感じです。そしてもうひとつ重要になるのが、まわりをよく見ることです。

まわり?(キョロキョロ)

後ろまで振りかえらない! 顔は前!

また難しいー。

前を見ることのどこが難しいんですか! 

それは簡単でした、すみません。

いいですか、エーコさん。前を見る時のポイントは3台先の車の動きです。

座高の低い私には2台前はすでに見えません。

さり気なく足の長さをアピールですね(笑)

ばれましたか?

座高が低くて見えなくても、前で起こっていることを予測するコツがありますからご安心を。まず目安となるのが対向車。

対向車?

対向車線に車がこない場合、それは少し先の信号は赤の可能性があります。近くで止まる場合には、もうアクセルを踏む必要はありませんよね?

あ、本当だ! さすが淵上さん、すごい!! 見えないものまで見えちゃうんですね!!

あとは、都市にはガラス張りの建物が多いですよね。横目でガラスにうつる車の列を確認するのもひとつの目安になりますね。

すごい淵上さん! エコドライブの権威はやること違う!

まあ、このあたりはちょっと上級かもしれませんので、エーコさんはまず前の車との距離感に気をつけて、無駄なアクセルやブレーキを使わないようにすることですね。

はーい。でもエコドライブって、自分の体にとっても省エネって感じですね。無駄な体力は使わない。

お、ちょっとエコドライブのコツが分かってきたようですね。では次回はブレーキのコツをお伝えしましょうか。

今日のエコドライブポイント!

早め早めのアクセルオフ!

加減速を抑えるようにまわりの車の動きにも注意しましょう。